私的な技術メモ

個人的に覚えた知識を忘れないようになるためだけのブログ。

【書評】6分間文章術 想いを伝える教科書

著者考案のエンパシーチャートを用いた文章術、もしくは思考術と言ってもいいかもしれない。
(ちなみにエンパシーとは、共感、感情移入という意味)
 
文書の技術(文書術)については不要とまで言い切っており、実際、本の内容でも文章を書き始める前段階にほぼ全てのページが費やされている。
 
内容を要約すると、大きく分けて埋める、貼る、つなぐの3工程。
 
[埋める]
エンパシーチャートへの記入。
6マスのボックス+@の定型図に対して、
 ①ゴール設定(目標・狙い) 達成したいゴールの記入。
 ②ポジティブなセリフ 伝えたい相手が文章を読んでわくわくしている様子を想像してセリフを記入。
 ③ポジティブな感情 ②のセリフを言った人の感情を客観的な言葉で記入。
 ④相手に求める行動 文章を読みポジティブになった人にしてほしい(なってほしい)行動を記入。
 ⑤ポジティブへの言葉がけ ポジティブな状態にするために、あなたがどんな言葉がけをしたかを記入。
 ⑥ネガティブな感情 ③のポジティブとは真逆のネガティブな感情を記入。
 ⑦ネガティブなセリフ ネガティブな感情を持つ人が、文章を読んで言いそうなセリフを想像して記入。
 ⑧ネガティブの背景・本音 ⑦の背景にある本音や現実認識を考え、記入。
 ⑨ネガティブへの言葉がけ ネガティブな状態の人へ、文章を受け入れてもらえるような言葉がけを記入。
 ⑩テーマ・タイトル テーマを一言で記入。
の10項目を記入。
ちなみに、次の[貼る]工程のために⑤⑨は、付箋紙に記入する必要あり。
 
[貼る]
埋める工程⑤⑨の付箋紙を6マスの外へよける。6マスに対しては右上角から左下角へ曲線を記入する。
よけていた付箋紙を「なんで→なるほど→それならば」の順でチャート左側から貼付けていく。
 
[つなぐ]
付箋紙「なんで→なるほど→それならば」の順番を、そのまま文章構成とし、文章に肉付けを行う。
 
 
この本自体も、エンパシーチャート文章術に則って作成しているらしい。
そうなると当然本書の内容も魅力的なはずだが・・・個人的な感想を言わせてもらえば本書の内容には魅力を感じなかった。
エンパシーチャート自体には、なるほどと思わせる点もあったが肝心の文章構成のせいで魅力半減してしまっている。
具体的にいうと、本書内には「チャートのおかげでうまくいきました」的な事例が随所に挟み込まれ、胡散臭い勧誘文書を読んでいるようだった。
 
私自身、この本を読んでエンパシーチャートを活用しようとは思えなかった。
 
しかし、参考にしたいと思える点はいくつかあり、特になるほどと思えたのがポジティブ・ネガティブな意見両方を想定するいう点。
読む人の立場に立って文章を作成する、というのはよくいわれることだが、それだけではポジティブ・ネガティブのどちらかしか想定せず書いてしまう恐れがある。しっかり両意見を想定するのは大事だと思った。
 
あと作者が強調したいことでは無いかもしれないが、
「抽象的な表現は書くのが楽。抽象的なセリフに対して、『なぜ』『つまり』『ということは』と自分に質問すると具体的な表現が出てくる。」
というのが、参考になりそうだと思った。

 

Oracle テーブルの削除操作について

◆DELETE
 表のデータを削除。DELETE実行後、COMMITする事によって完了。COMMITせずROLLBACKをすれば削除を取り消すことも可。
 REDOログに記録されるため、大量データの削除には時間がかかる。
構文:
DELETE FROM <表名> WHERE <削除条件>; ◆TRUNCATE
 表のデータを削除。削除条件は指定できず、すべて削除される。TRUNCATE実行後はCOMMIT不要、且つROLLBACKでの取消も不可。
 ログを記録しないため、実行速度はDELETEより早い。
構文:
TRUNCATE TABLE <表名>; ◆DROP
 DELETE、TRUNCATEは表の中身を削除するのに対し、DROPは表オブジェクトそのものを削除するコマンド。
構文:
DROP TABLE <表名>;

Python(パイソン)の開発環境導入方法と基礎

1.PythonのWebサイト(http://www.python.org)を開き、左側のメニューから「DOWNROAD」をクリック。

2.各OSごとの実行環境ダウンロードができるため、Windows版は「Python 3.3.X Windows X86-64 MSI installer」をクリック。
3.インストーラーを実行。
  ※インストール途中「Customize Python 3.3.X」画面で「Add Python.exe to Path」を「Will be installed on local hard drive」に設定しておけばコマンドプロンプトから実行可能になる。
4.インストール先フォルダにIDE(pythonw.exe)がインストールされているため、それを利用して開発開始。(上記設定をしていればコマンドプロンプトでも実行可)
 
開発を始める前の基礎知識
1.Pythonのソースファイルの拡張子は「***.py」を使用。
2.インデントに意味がある。
  Pythonではfor文、if文 等に範囲を示すカッコを使用しない。コードのブロックを示すのはインデントを使用する。
 
コード記述の基礎
◆if文
 if 値1 == 値2:
  (処理1)
 elif 値1 == 値3:
  (処理2)
 else:
  (処理3)
 
 ※「:」はその次の行からブロックの中身であることを示す。
 
◆for文
 for i in range(101):
  (繰り返したい処理)
 ※range関数は引数より1つ少ない数まで繰り返し処理される。開始は0から。範囲指定したい場合は「range(10, 101)」と記述。
 ※in演算子は右辺から一つずつ要素を取り出して左辺へ格納してくれる。
 
◆関数定義
 def 関数名 (引数):
 
◆クラス定義
 class クラス名(親クラス名):
  def __init__(self,引数):
   (コンストラクタの処理内容)
  def メソッド名(self,引数):
   (メソッドの処理内容)
 ※親クラス名は継承する場合のみ継承元クラス名を記述。
 ※「def __init__」で記述されたメソッドはコンストラクタとなる。
 ※メソッドの第一引数はオブジェクトを記述しなければならない。多くの場合、慣習的に「Self」を記述します。
 
◆モジュール使用方法
 inport モジュール名
 print(モジュール名.モジュール内関数名)

 

Oracle インポート時の「IMP-00098 INTERNAL ERROR: impccr2」エラー対処法

環境変数「NLS_LANG」の値がエクスポート時とインポート時の環境で異なる時に発生する模様。

 

対処方法としてはレジストリエディタにて以下のキーを変更して「NLS_LANG」を一致させるといいらしい。

また、「NLS_LANG」環境変数はOracleHome毎に存在するため、「NLS_LANG」が一致しているOracleHomeのimp.exeを使用してインポートするのもいいかも。 ※「NLS_LANG」を変更した時の影響範囲が分からない為、筆者はコチラで対処しました。

 

Oracle DataBase 10g:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_[Home Name] 

Subversion「Working copy 'ワークフォルダパス' locked」の対処法

svnの処理を強制中断したりすると、ときどきこういう状態になるらしい。

「作業フォルダ内で右クリック→TortoiseSVN→クリーンアップ」で作業フォルダ内のロック状態をクリア。

もしくは、コマンドプロンプトにて以下を実行でも可
svn cleanup 'ワークフォルダパス'」

※クリーンアップをしようとした時にも同じエラーが出る事がある。
その際は、「.svn」フォルダが存在するディレクトリに対しクリーンアップを行ってみてべし。